生地紹介
生地について紹介します。生地もいろいろありますがオックスフォードとシャークスキンがよく使われます。
オックスフォード
手触りが良く、光沢があります。一般的に、縦横の糸とも2本ずつ引き揃えて平織りに織る斜子組織(ななこ織)織物です。横糸は、縦糸2本分の太さの糸1本や、縦、横糸も3本打込んだものもあります。オックスフォードは、イギリスイングランド州南部の都市にちなんで名付けられました。
非常にソフトな風合いが特徴で、綿使いのものが殆どです。通常より厚手で生地巾も140cmカバーしていることから、のれん、旗、幕、日除幕など、極めて幅広く使用されている素材です。
シャークスキン
綿織物の表面の模様が鮫の肌のように見えるところから、この名称が付けられました。縦、横とも濃色の色糸と白糸とを撚り合わせた杢色と濃色の無地色の糸を交互に配列され、製織後クリア仕上を施して、面布を鮫肌に似せた織物です。極めて通常の厚みと、ある程度の高級感を感じる風合いがあり、のれん、半纏、社旗など用途は様々です。
カツラギ
綿太番手10?20番単糸、または20?40双糸を用いた3/2、3/2の厚地の綾織物。綾線が急傾斜に表面に現れているのが特徴。厚地の綿生地なので丈夫で耐久性があります。
シャンタン
山東絹のことを言います。紬風の平織絹布です。縦糸に生糸、横糸に玉糸(不良のまゆから製糸したムラのある糸)を使って布面の横方向に節を不規則に現した平織組織の織物です。
現在では合繊のシャンタンが多いですが、他にも縦糸は合繊の普通糸の使い、横糸には普通糸にもう1本フィラメントを巻き付けて節にしたものや、紡績糸のスラブヤーン等を使用して横方向に節を出しているもの又ウールシャンタンもあります。シャンタンの語源は、中国山東地方のことで、絹の主産地であるところから名付けられたと言われています。弊社では、綿100%もののシャンタンを扱っており、のれん、風呂敷などに よく使用されています。
ブッチャー
ドビー組織を使って、平織りと斜子(ななこ)織りを不規則に織り交ぜて立体感を出した織物です。斜子織りの部分も2本、3本、4本等、いろいろの本数をたて、横に引き揃えて織るので、布面に凹凸ができて、さらっとした感触があります。肉屋さんのエプロンに用いられたことから、このように呼ばれるようになりました。
最近の和調ブームには欠かせない素材です。染まりますとタテ・ヨコの畝が、色、柄
を際立たせます。
11号帆布
帆布(キャンバス生地)素材とは、綿糸で丈夫な厚手の粗布のことで、もともとは舟の帆として使われていました。その後、トラックのシートや店先のテント、工具袋や学生用カバンなどに多く使われてきました。縦横1本ずつ織った平織で、素材は綿糸で特長を引き出しあっているのが特徴です。
ファッションの生地としてはもちろん、手芸用、テント地、絵画用の画布、ほかには丈夫さを優先する郵便袋の素材の定番にもなっています。「カナビス」というラテン語で麻という意味の言葉から発生した名称で、用途、素材、組織、生産地などによって、名所もさまざま変化します。
ちりめん
縦糸に無撚糸、横糸に強撚糸を使い、右撚りと左撚りを1本または2本ずつ交互に打込み、精錬により「しぼ」をたてます。表面にしぼのある織物で、一般的にしぼが大きくやや厚手です。16世紀頃に中国の明より伝わり、日本では最初大阪の堺で作られ、その後、京都の西陣で普及していきました。
丹後、岐阜、長浜ちりめんはその代表的なものです。当然のことながら、風呂敷にて用いられることが多いです。
Gポプリン
平織り組織の織物で、横糸方向に細い畝(うね)が現れる風合いの柔らかい織物です。一般的に、縦横の糸に30から60番手を使用し、横密度に比べて縦密度を1.5から2倍にした繊細な織物です。
ポプリンの語源は、ローマ法王(Pope)の所領であったフランスのアヴィニョン(Avignon)が原産地であったところからポプリンと名付けられました。
ブロード
平織り組織の織物で、織り方はGポプリンに類似、ポプリンほど畝が目立ちません。一般的に、縦横の糸に60から120番手の双糸を使用し、平滑で光沢があり、高級感があります。高級感があるところから、半纏、風呂敷、また、楽屋のれん等の用途として使われています。
タッサー
タッサー・ブロードとも呼ばれ、厚手のブロードと言える織物です。ブロードよりも横方向の畝が太く現れた平織り組織の織物です。一般的には、縦糸には30から60番手双糸、横糸には10から20番手または20がら40番手双糸が使われます。横密度を縦密度の1/2程度にして、縦糸よりも横糸を太くすることによって、横畝が強調されます。元々は、タッサー・シルクと呼ばれ絹織物に多く使われていましたが、現在は、多種類の原料が使用されています。

